【iサイクル注文】9月12日~9月16日の結果/ポンド大幅下落は短期筋の仕掛けか?
iサイクル注文検証3週目の結果です。
三つ巴ポジションの結果はどうだったんでしょうか?
9月12日~9月16日の損益状況
EUR/USDの売り 決済1回で+811円
EUR/GBPの買い 決済1回で+849円
GBP/USDの買い 決済1回で+1212円
今週の確定損益はプラス2,872円となりました。
今週の動き~EURUSD
EURUSDは年初から続いているレンジ相場(1.05~1.15)を反映するような動きを週初めから見せて小幅展開でしたが、金曜日のアメリカ消費者物価指数(コア)発表で大きく下げに転じました。
市場予想の+0.2%に対し結果は+0.3%とあまり乖離はありませんでしたが、発表から1時間で約50pipsの下落となりました。
まあEURUSDはあまりに動いていないのでトレードの材料薄で、このくらいの発表でも敏感に動いてしまうんでしょうね。
この一時的な下げによりiサイクル注文を1本決済することができました。
その後の動きを見る限りレンジ相場は変わらず継続しているようですね。
今週の動き~EURGBP
EURGBPは先週に引き続き上昇トレンド継続中です。
13日のイギリス消費者物価指数発表では予想+0.7%に対し結果+0.6%とやや市場予測を下回っただけなのに、当日のロンドン市場が引けるまで約100pipsの上昇となりました。
トレンド継続中はちょっとした材料で一気に持っていかれる典型的なパターンですね。
そして週末金曜日には2段ロケットのように再上昇をします。
外為オンラインのNEWSチャートで確認したんですが、どうやら短期筋が仕込んだ動き?みたいですね。
ポンドドルは1.3191ドル。ポンド円は134.52円まで弱含み、対ユーロなどクロスでも売りが優勢となっている。
特に手がかりはなく、短期筋主導の動きか。
英国の欧州連合(EU)離脱交渉をめぐる不透明感や先行き景気減速で、ポンドの反発に勢いはないが、短期的にはポンドの一段安への警戒感は緩んでいる。外為オンライン NEWSチャートより
ポンドはもともと投機筋に狙われやすい通貨ですし、日本はシルバーウィーク前の週末で手仕舞いも多くなるため、短期筋にとっては狙いやすかったんでしょうね。
先週の記事でも懸念していましたが、やはりというかポンド全面安となりました。
今週の動き~GBPUSD
GBPUSDはEURGBPよりもさらに大きく動く結果となりました。
週末まではおとなしい動きでしたが、週末の短期筋の仕掛けとアメリカ消費者物価指数の結果を受けて、一気に250pips近くの下落となりました。
これによりiサイクル注文もポジション数が5本となり、含み損も1万円を超える結果となってしまいました。
ポンドの下落を予想していただけに何も手を打てなくて残念です。。。
やっぱりこういうときの対策として両建てiサイクル注文を仕掛けておくとリスクヘッジになるんでしょうね。
とはいっても他の通貨ペアが急な下落分の半分程度は吸収してくれるので、全体としては大きなマイナスには至らないんですけどね。
まあ再開してから初回の仕掛けなので焦らずに長く見守っていきます。
来週の注目指標
来週の注目指標はこんな感じですね。
9月20日(火) 米住宅着工件数
9月21日(水) 米FOMC政策金利発表
9月22日(木) 米新規失業保険申請件数
9月22日(木) 米中古住宅販売件数
9月23日(金) 欧製造業・サービス業PMI
来週のポイントはアメリカですね。
特に21日のFOMC政策金利発表の前には、東京市場で日銀の政策金利発表もあります。
マイナス金利による金融政策の是非を問われる展開となりそうで、市場はあまりポジティブに捉えていないように思えます。
加えてFOMCが先延ばしにしてきた次なる利上げのサプライズ実施(市場の予測では年末?)があれば、再度ドル円の100円割れを見据えた下落トレンドが発生するのではないかと思ってます。
こうなるとドル独歩高となる可能性も高く、そうなるとGBPUSDの下落は加速してしまうのでは?とちょっと心配にもなったりします。
来週の火曜(21日)は年末へ向けた大きなトレンド変換の日になるかもしれないですね。